彼の絵の素晴らしいところはその空白にあった。
逆説的な言い方になるが、描かれていない部分にあった。
彼はそこをあえて描かないことによって、自分が描きたいものをはっきりと際だたせることができた。
それはおそらく日本画というフォーマットがもっとも得意とする部分であるのだろう。
少なくとも私は洋画において、そのような大胆な空白を目にしたことはなかった。
(騎士団長殺し 第1部顕れるイデア編 村上春樹著)
クローゼットに仕舞っておいたら、衿・肩にかけて黄変してしまったらしい。
決して、日光に晒していたわけではない。
蛍光灯の紫外線や石油ストーブのガスでも黄変してしまうが、黄変の原因はわからない。
パソコンで初期化(フォーマット)するように、衣類も購入した時のように初期化できるボタンが欲しいものである。
少なくとも私は衣類において、そのような前衛的なボタンを目にしたことはなかった。
(クローゼットに仕舞っておいたら黄変が出現 かざまクリーニング著)
福島県会津坂下町 かざまクリーニング
衿黄変の染み抜きや脱色を色修正する荒野の3人 とっとこシミ太郎
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福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。
2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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