先日、福島大学で中・高校生対象のオータムレクチャーが開催されたので、中学生の息子と共に受講した。
講師は長谷部亨教授で、演題は「溶解度:ものは水にどこまでとけるか?」
中・高校では、溶解度は水100グラムに何グラム溶けるかという質量が基準である。
しかし、今回の実験・講義では、水分子1に対して溶ける分子の割合(何個溶けるのか)という違った観点から溶解度について考察を行った。
また、教授が言うには、
「自然現象はまだまだわからないことばかりである。
研究とは、盲目の人が象の鼻だけを触って、象という全体像を想像するようなものである。
なので、できるだけ様々な実験方法(象にたとえると、手や足や耳など)を分析し、物の真実を解明できるよう研究している。」
もしかすると、このことは染み抜きと同じかもしれない。
つまり、染みを落とすために、油性、水性、漂白などと様々な実験方法をとり、もとの状態になるよう研究・努力している事と・・・
================================
福島県 かざまクリーニング
maido@netde-cleaning.com
================================
The following two tabs change content below.
福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。
2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
最新記事 by 風間 一晃 (全て見る)
- 『神さまってなに?』森達也著 - 2024年11月20日
- 『同志少女よ敵を撃て』逢坂冬馬著 - 2024年11月17日
- 『いえ』小野寺史宜著 - 2024年11月6日