タイトルなし

愛論百科執筆者の中島さんからメールが届きましたので、どうぞご覧下さい。

なお、本文に出てくる「ひろくん」とは、中島さんの3歳になるお孫さんで、「ピー介くん」とは、以前中島さんが溺愛していたインコくんです。

スイカ4号

実は、お盆を前にして、真に悲しいお知らせがあるのです。

我侭な総理は想定の範囲内でしたが、予想外の事件の勃発です。

それは、「うっ・・うっ・・・・」何という仕打ちでしょうか。

「スイカ4号」が、「うっ・・うっ・うっ・・・・」駄目になったのです。

先ほど、水を撒こうと庭に出たら、4号の実が割れ、何匹かの
蟻が中に入って、「ひろくんと私たち」よりも先に、スイカを
食べているではありませんか・・・。

4号は、『黄色の小玉スイカ』ということでしたが、こんなに小さく
ては食べるわけにも行かず、悲しみに打ちひしがれながら、
とりあえず、皆様にご報告します。

20年ほど前に、花屋さんで「キウイ」の苗木を売っていたので、つい、
気軽に買ってきて庭に植えました。

気に入ると、すぐに買ってくるのは、私だけで無く妻も同様ですから、
我が家の狭い土地には、呆れるほど種類が増えていきます。

先日、妻が買ってきたのは、お茶の木とブルーベリーで、
「これを大きく育てて、収穫しましょうよっ」となるわけですが、
「お茶の木」なんてものは、葉っぱを摘んでから、カゴの上で
蒸しながら何時間も揉むという大変な苦行の上でお茶になるわけで、
一本の木を買ってきた程度では何の役にも立たないわけですが、
愛があればお茶を濁すことが出来るのです。

で、柿に伊予柑、サクランボに温州みかん、桃に梅にデコポンに
オリーブ、アケビに油イチゴにグミにレモンに地球柑に安政柑などと、
植木鉢に植わっているのも取り混ぜて果樹園ほども種類が揃って
しまいました。

他にも、スイカにかぼちゃにサトイモに八つ頭が現在元気ですし、
きゅうりにナスにしし唐などと並んでいたのですから呆れるでしょう。

ところで、冒頭の「キウイ」ですが、鉢植えで買ってきたのに、
すくすくと伸びますから、家の壁に竹を立てかけてそれに沿って
伸ばしますと、数年後には、二階のベランダの手すりを伝わって、
実に見事な木に育ったのです。

で、一番沢山実ったときには、800から千個もなって、数えるのが
面倒になるほどでした。

それで、問題なのは、キウイは、ビー玉程度の赤ちゃんの時から、
果物屋さんで売っているときと同じ色で、同じように産毛が生えて
いるのです。

ということは、何時、収穫したら良いのか判断が難しい。

例えば、リンゴや桃なら、赤い色の着き具合で判断できますが、
キウイの場合には、まつたく見当がつかなかったのです。

それでも、千個もあるのですから、時折、いくつかを採って中の
状態を確かめながら収穫したものです。

収穫したキウイは、ビニール袋にリンゴと一緒に入れると甘くなります。
そこで、問題なのは、「スイカ」です。

スイカも、キウイと同様に、赤ちゃんの時から緑と黒の縞模様で、
何時、大人になったかの判断が難しい。

キウイのように沢山あれば、テストの収穫も可能ですが、たった
三個か四個のスイカですから、試しに割ってみるということは
出来ません。

まして、今回の4号のような悲惨な状態になる前に収穫をする
となれば、なお更に時期を慎重に見極めることが大切なのです。

以前、八百屋さんに相談したら「叩いて、「ポンポン」という音なら
食べごろでしょう」というのですが、毎日叩いてみても、「ポンポン」と
聞こえるような気もするし、まだ無理なような気もするのです。

で、友人の一人が、「スイカに穴を開けて、ストローを差し込んで
中身を吸ってみれば、収穫時期は完璧に分かる」というのですが、
この案は、何となく気が進まないので、皆さんからの実用的な
アドバイスをお待ちしております。

で、大きく成長した「キウイの木」ですが、二階のベランダまで成長
したら、猫が登ってベランダに入り、「ピー介くん」を苛めたので、
その日に、切ってしまいました。

「ピー介くん」の敵は、一瞬たりとも許すことは出来ません。
The following two tabs change content below.
福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。 2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
最新記事 by 風間 一晃 (全て見る)