タイトルなし

愛論百科執筆者の中島さんから、タイムリーな楽しい話題が届きました。

是非、ごらんくださいませませ・・・・・

12月から3月にかけては、何かと縁起物の行事が多いのが
日本の風習の楽しいところです。

豆まきをする2月の節分もその内の一つであって、お寺の本堂
から羽織袴の力士などが豆をまくのも、ほほえましい風景です。

で、豆をまくほうは良いが、豆を投げつけられる鬼の役は辛い
わけで、今回のテーマには鬼が登場します。

『恵方巻(えほうまき)』

セブンイレブンの前を通ったら、赤鬼と青鬼の服をまとった若者が
道を通るお客さんに声をかけています。

で、何事かと覗いてみたら、『恵方巻』を店頭で宣伝販売をして
いるんです。

で、「時々、このお店で買い物をすることがあるけれど、お兄さん
達は見たことが無いような気がするよっ」と話しかけたんです。

口下手な私ですから、たったそれだけの問いかけでも、心臓の
鼓動が激しくなっていくのを感じます。

そしたら、「私達は、セブンの社員なんですが、イベントなので
この格好をしてるんですよっ」といったんです。

ま、明るくてさわやかな笑顔が輝いていましたねぇ。

で、爺としては、縁起物ですし笑顔が嬉しかったから、一本だけ
ですが380円のお寿司を買っちゃいましたねぇ。

多分、「彼らの笑顔がなかったら、買わないで帰った」と思い
ますから、商人の笑顔は最大の販促効果があるんです。

で、赤鬼と青鬼の姿で売るのは、「節分の日」のための催事と
言いますか、『恵方巻』を売るためだったのです。

恵方巻とは、卵や干ぴょう、シイタケ、アナゴ、でんぶなどを
巻き込んだ太巻きのお寿司であり、数年前からこの季節に
スーパーやコンビニで売り出したものです。

節分の日に、歳徳神(としとくじん)のいる方向(今年は北北西)を
向いて、一本の巻き寿司を包丁で切らずに、丸かじりして
一気に食べると、一年間の幸せが約束されるという関西方面
から広がった珍しい行事です。

ま、「商魂たくましい」という見本でしょうか。

で、我が家の場合には、妻と半分ずつ節分を待たずに食べた
のですから、幸せは半分かもしれませんが。

尚、赤鬼が持っている「試食」の場合は、2cmほどの輪切り
ですから、試食だけでは幸せにはなれません。

ところで、今回の画像について書いてみます。

「成りきる」と言いますか、「徹する」といいますか、物事を半端に
行うよりは、徹底的に「成りきる」ほうが素晴らしいという見本です。

今回の画像は、二人の若者の扮装姿ですが、自分をその役に
演じきっているのが素晴らしいと思います。

通常、「恥ずかしさ」が先にたつものですが、恥ずかしいと言っても、
本部から指令が出てその立場に居るのですから、
「親の遺言で、鬼は嫌です」と逃げられるはずはありません。

ならば、「演じきってみせよう」という二人が、「鬼の服装が似合う
者が選ばれたようです」と私の質問にジョークを入れながら
笑顔で答えてくれたのも嬉しいし、「写させて」と頼んだら、
快くOKがでたのも頼もしかった。

尚、画像には見えませんが、鬼の履物は、「白いスニーカー」です。

で、二人の鬼に、拍手です。

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福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。 2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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