今回は、東京からの依頼でネクタイのクリーニングである。
車関係の会社なので、素材がポリエステルのネクタイに車用品販売店の匂いがする。
早速、洗濯機が出る以前に、どこの家庭でもあったであろう「タライ」を準備する。
このタライという物は、なかなかの優れもので、毎日使用している。と言っても、このタライと洗濯板でクリーニングしているわけではないが(^_^)
しばらく浸けておくと、汚れが浮き出してきて、透明だった水が真っ黒に・・・
すすぎの時に、消臭剤を添加して終了。
このように、ドライクリーニングだけで処理している衣類を、水で洗うと液が真っ黒くなることは珍しくない。
ドライクリーニングでは、汗などの水溶性の汚れがどうしても落ちにくいので、何度もドライクリーニングしていると、水溶性の汚れが蓄積してしまう。
もし、素材とデザイン性、色の堅牢度が大丈夫なら、なるべく水で洗った方が水溶性の汚れも落ち綺麗さっぱりする。
しかしながら、水で洗うと仕上げにたいへん時間がかかるのと、洗濯表示がドライ×という理由で、一般的にはドライクリーニングで処理しているのが現状である。
今度、皆さんが頼んでいるクリーニング店にどのように洗っている(ドライか水洗いか)のかを聞いてみるのも大事なことでしょう。
自分の大切な洋服をいつまでも綺麗に着用できるように。
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