革鞄の素材は、天然の植物タンニンでなめし、さらに工程中に様々な多量の油やグリースを吸収させた『オイルレザー』である。
革が持つキズ・シワは天然の証としてあえてそれを隠す表面加工はせず、素顔のままに仕上げている。
使い込むことで色に深みと艶が増し、ゆっくりとその表情を変えてゆく。
つまり、経年変化を楽しむことができる革鞄である。
(以上、HERZ社のhp http://www.leatherbag.co.jpより引用)
会津若松市のお客さまからこのHERZ製オイルレザー鞄のクリーニングを依頼された。
鞄の中にあった紅茶がこぼれてしまい15cmの輪染みになってしまったとの事。
早速、クリーニングについてHERZ社にいろいろと相談したところ、たいへん親身になって対応して頂いた。
経年変化を楽しむことが出来るように色かけはしない方向で、最初に、輪染みを染み抜きし、その後、水での洗いという一連の作業工程に決定した。
側面の輪染みは、パッと見染みがわからないくらい綺麗になったが、近くで見ると薄く輪染みが残った状態である。
しかし、ここまで輪染みが薄くなれば、トートバックを提げてのお出かけが楽しくなること間違いなし。
このオイルレザーを依頼したお客さま、ご来店を心よりお待ちしております。
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福島県 会津坂下町
かざまクリーニング
http://www.netde-cleaning.com
maido@netde-cleaning.com
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福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。
2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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