子どもの頃、みかんのしぼり汁でよくあぶり出しをして遊んだ。
ロウソクの炎に、真っ白な紙を近づけると、見る見るうちに文字や絵が浮かび上がり、それがたいへんおもしろかったものである。
さて、洋服の脇の汗染みも、着用後すぐには全く何もなっていないので、そのままタンスにしまったり、クリーニングに頼んでも、ドライクリーニング処理の場合は、水溶性の汗は落ちにくいものである。
その何もなかった脇の場所に、時間が経つとあぶりだしのように酸化して黄変した汗染みが出てきてしまうと、もうこの洋服を着用したくない気分になったりする。
そうなる前に、クリーニングの受付で、「この洋服は、汗をかいたので汗取りお願いします。」と言う一言が、あぶりだしを防ぐ唯一の防御策かもしれない。
当店では、デザインや素材の関係上水洗いができない洋服の場合には、脇の部分だけを部分的にしみ抜きするサービスも行っています。
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福島県会津盆地のど真ん中（会津坂下町）かざまクリーニング勤務。
2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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