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我々の身の回りに漂白剤を使用している物はと言うと・・・

　　最初に頭に浮かぶのは、雑菌だらけのまな板を漂白するキッチンハイター

　　それに、トイレ用ハイター

　　あとは、トレイ用ライター？（ｂｙ　100円ショップ）　なんてことはないが、プールの臭いのする物は要注意である。
つまり、塩素系漂白剤は、手につくとヌルヌルして指紋がなくなってしまいそうになるほど強力な作用を及ぼす。

この漂白剤の原液が、洋服につこうものなら、指紋の代わりに色が瞬く間になくなってしまうのである。

しかしながら、この塩素系漂白剤は、上手に希釈しながら使えば、Oー157などの食中毒も防げるし、衣類の部分的な漂白もできるという優れものでもある。

だが、一般的には、衣類につき脱色するパターンが多いのも確かである。　　


今回は、綿ワンピースの前身頃の一部が、ちょっとオレンジ色になっている。
ちょっとわかりずらいので、もっと接近して撮ってみる。


たぶん、漂白剤による脱色のようである。

一概に脱色と言っても、青系統の色が抜けると赤っぽくなり、赤系統の色が抜けると青っぽくなる。

なので、今回は、青系統の色が抜けていると判断し、早速染料を調合した。


青色に少しグレーを混ぜて、くすんだ青色をかけると　（何故か写真の色合いが暗くなってしまっているが、写し方がいまいち？）


ぴったしカンカン！（うっ、古い・・・・）
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風間 一晃
福島県会津盆地のど真ん中（会津坂下町）かざまクリーニング勤務。 2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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