タイトルなし

以前、バーバリーの衿の部分漂白を掲載したが、

今回は、そのすり切れた袖のリフォームについてである。

長く着用していると、袖の生地のに破れが発生してくるものである。

今回も、袖際にあちこち破れがあった。

それが、クリーニングにより負荷がかかり、薄くなった部分が一気にほずれしてまうことがある。

なので、袖の糸を解き、その薄くなった生地を内側に折り返し、再び同じ所を縫製する工程をいきつけの仕立て屋さんに依頼した。

一週間後、受け取りに行ったら、「折り返す時に、さしておいたから。」と言われた。

んっ、「さす」ってなんだろうと思っていたら、このように丈夫になっていた。

結局、写真のように9.7cmあった所が、9.1cmになっている。

つまり、袖を0.6cm詰めることにより、バーバリーのコートが蘇ったわけである。

事前に、お客さまには1cmくらい詰まるかもと話を通していたので、今回は、たいへん満足いくリフォームであった。

って、私が満足してどうするのって・・・
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福島県会津盆地のど真ん中(会津坂下町)かざまクリーニング勤務。 2015年11月と2016年3月、衣類の染み抜き・収納法に関して、FTVみんなのニュースにテレビ出演。衣類の日焼けや脱色の色修正に取り組んでいる。
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